カウンセリングルーム「フロー」

〜〜なんでも、いろいろ日記 2012〜〜
答えは自分の中にあるStarting from within
カウンセリングに関することや、気づいたことを綴ります

12/30/2012

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2012年12月30日(日) 
 流れのままに

今日は晦日(みそか)
今年も暮れに近づいてきました。 
日々の中、あれもこれもしなければと忙しい一年ではありませんでしたか?
忙しい毎日だからこそ、ほんの2、3分リラックスしてイメージしてみましょう。。。。。
呼吸を整えて、体をゆったりさせて、やってみてください。

       以下、「流れのままに」というビジュアルゼーションです。

自分は人生の川を流れています。流れに逆らわないで、ときにはリラックスして流れにまかせてみましょう。。。
急流のある激しい、危険な川を選ぶ必要はありません。自分の性格と人生の目的に合った川を選んで、浮かんでいます。。。
自分の人生の目的を持つことの大切さはわかっています。ただ、その目的にとりつかれてしまわないよう、軽く、そっと静かに、自分の目標を目の前にイメージしてみてください。。。
もし、もっと適当で、もっと良いもの、もっと自分の満足できるものが出てきたら、そっと受け入れ、変えていきましょう。。。
自分の好きな舟に乗って、ゆっくり両岸の景色を楽しみ味わいながら、目的に向かって流れていきます。。。

                           西尾和美著 「心の傷をいやすカウンセリング366日」より一部抜粋

川に舟を浮かべて... 
       今年一年、ご苦労さまでした。。。どうか、よい年末年始をお過ごしください。。。
 2012年12月26日(水) 
  ハーブティー

ハーブティー
香りがあり、薬効がある草のお茶で、西洋の民間療法として古くから使われてきました。
医薬品ではないものの、体に良いことをしているという満足感で胃腸も温まり、その香りと飲用の相乗効果により心身の緊張が緩やかにほぐれる効果があります。

     たとえば・・・
     ペパーミントやイチョウなどは、
     リフレッシュしたいときに。。。
     ラベンダーやカモミールなどは、
     リラックスしたいときに。。。


 コーヒーやカフェインが苦手な人でも、ハーブティーには安息・安眠効果があるようです。
 年末、年始は普段よりも忙しいのでは?
 調子がよくないなぁと感じた時にはハーブティーでリラックスタイムを持つてみてはいかがでしょうか?

「フロー」では、ノンカフェイン,リラックス効果大!のブレンドハーブティーを用意してお待ちしてます♪

  
  2012年12月17日(月)
 アロマの効用 

アロマテラピー
フランスでは治療法の一つとして医師が施術することもあるらしいです。
日本では、精神科医がコーピンググッズ(ストレスを除去したり緩和する道具)としておすすめする場合もあるとか。。。
精油(植物の香り成分を抽出したもの)を嗅ぐことでリラックスしたり、気分を高めたりする効果があります。
嗅覚から受け取った香りは記憶や感情にかかわる大脳辺縁系や自律神経やホルモンなどを整える視床下部に伝わります。


     たとえば・・・

     ラベンダーやローズウッドなどは、
     リラックスし気持ちを落ち着かせたいときに。。。
     ベルガモット,グレープフルーツなどのかんきつ類は
     活発に気持ちを明るくしたいときに。。。
     ペパーミント,ローズマリーなどは
     集中力を高めたいときに。。。 


特にここ一番という試験の時や緊張感を和らげ集中したい時には、ローズマリーがおすすめです。
不安をやわらげたりリラックスや集中力を高めるスイッチの役目として、ハンカチに1滴たらすなど、お守りとしてアロマを活用してはいかがでしょうか?
好みの香りを嗅ぐだけでもいい気分になります。
そして、効用を知って使えばより効果的です。

精油&最近お気に入りの
リラックスと集中の脳波、
シータ波の
ゆらぎ音が付加されているCD

いろんな精油の瓶 

「フロー」では、
クライアントさんの状態に合わせて
精油をブレンドしリラックスできるよう
香りと音楽でお待ちしてます♪
2012年12月7日(金)  
今、ここ  

私は、まぁまぁのサッカー好きです。 (大好きと書くと本当に好きな人に失礼な気がしてまぁまぁとしました...)
日経新聞、スポーツ面のカズ選手(三浦知良さん)のコラム「サッカー人として」を欠かさず読んでいます。


   ≪今日の朝刊より一部抜粋≫
・・・・いまの僕の年になれば、一年一年というスパンではなく、一日一日という感じ。20歳や30歳の選手になら「これをすれば体はこう反応し、こう回復する」と言える。45歳の選手には誰も教示できないよ。今日これだけ練習して明日はどうなるか、僕にも分からない。・・・・そんな僕に「分かるよ。俺も経験あるよ」と言える人はいない。・・・明日が見えにくければ不安にもなる。・・・

そして、5年、10年後の自分はどうなっているだろう−−−
カズ選手は、そんなふうには考えず「いま」を生きる。「今日」しか見てこなかった。と書いています。

Jリーグ発足時のカズよりも今の方がとってもとっても輝いて見えます。
当時から「キングカズ」と呼ばれていますが、私は、今こそ「キングカズ」だと思います。
カズ選手は、先日ゴンちゃん(中山選手)も引退して、最年長選手として、未踏の道を歩み続けるチャレンジャーです。
すごいですね〜。


心理療法の中で「今、ここ」という言葉や考え方が使われますが、、、
あれこれ考えが巡ったり悩みが湧いてきたら、とにかく一旦横に置いて、
「今、ここ」のことだけを考え行動しましよう
そうしたいものですね。。。
      
 誰かと比べるのではなく、誰かの人生ではなく、自分の「今」を生きる。。。   すごいな〜  

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2012年11月23日(金・祝日)  
講演会(交流分析)  

今日は日本交流分析協会の講演会と分科会に参加しました。

テーマ : 『生活に生かす交流分析〜エゴグラムの活用』
講 師 : 中部労災病院心療内科部長  芦原 睦 氏

≪ピックアップ≫
ストレス過多でおこる心身症やうつ病が企業にとってどれくらいマイナスであるか

  意欲,食欲,性欲,睡眠欲,集団所属欲 等の人としてのエネルギーが
  低下、そして人間としての生産性が低下する→企業は困る
上司や同僚が初期症状に気づくための具体例
  質問 「趣味ができていますか?」 
  (仕事に対する意欲ではなく、楽しむための意欲があるかどうか?
   を聞いてみる)

  月曜から金曜まではなんとか働けるが土日は家で寝ていたりと意欲が湧かない
  テレビ「サザエさん」や「大河ドラマ」の時間になると
  翌日からのしごとを考えてうつ気分になる
  質問 「眠れてますか?」  (睡眠の質を聞く)
  熟眠感がなかったり、早朝覚醒など

交流分析を活用しての心理テストや交流パターンの分析

分科会では、職場,教育,家庭,看護・介護,地域,その他の6分野においての会員発表がありました。
私は その他 に参加して以下4つの体験事例を聞きました。

1.人はなぜ肩書が付くと裏面交流を始めるのだろうか?
2.ご近所のお付き合いと交流分析
3.うつ病克服からキャリアカウンセラーの道(TAで得た気づきから自己変容)
4.ピーチメルバ研究(中間報告)
 

〜交流分析の哲学

@人は誰でもOKである
A人は誰でも考える力を持つ
B人は誰でも自分の行動の総責任者である


〜3つの欲求理論

@ストロークへの欲求
A時間の構造化への欲求
B基本的構えへの欲求


〜構造分析とエゴグラム〜

@5つの自我状態
(心の中の5人家族)
Aエゴグラムパターン
(なくて七癖,七つの生き癖)


〜交流パターン分析〜
(職場における交流パターン)

@相補交流
A交差交流
B裏面交流 
2012年11月11日(日) 
研究会(集団療法)  

今日は、第6回石川集団療法研究会に参加しました。

午前は講義  第1部 テーマ : 『集団心理教育と自助グループから学んだこと』
              講 師 : メンタルクリニックドクター

         第2部 テーマ : 『グループのもつ「力」』
              講 師 : 日本集団精神療法学会グループサイコセラピスト

午後は トレーニンググループ 2セッション その後、解説と振り返り

Tグループ(トレーニンググループ)とは個人の成長を目的としたグループ体験で、「今ここで」のグループの動きやその中で起こる情緒的体験に集中します。
未知のメンバーとコンダクター(導いていく人)が丸く並べた椅子に座り一切の約束ごとなしで行われます。
ロジャーズによって始められた非構成的エンカウンターグループとの違いは?
ファシリテーター(促進者)とコンダクターの違いは? 
など、疑問点が湧いてきました。 私なりに調べてみましたが解りません・・・

参加人数13名。  私は初めて参加しました。
精神科医や臨床心理専攻院生、精神科作業療法士など、心理のプロプロフェッショナルな方々とご一緒するにあたり、参加するまではドキドキ、ワクワク、不安と喜びの入り混じった気持ちでした。
久しぶりのグループワークでは、組織やグループ内での役割や他者の中での自分の感じ方を観察したり振り返ったりと自身の成長が実感できました。
今まで自信がなかったわけではないけれど、一人で手探りで運営してきたAC自助グループ(セルフヘルプグループ「アロー」)について間違ってないと思えたことがなによりの収穫でした。
「一緒に勉強しましょう」とお声をかけて下さったMさん、ありがとうございました。
これからも、「フロー」や「アロー」にいらっしゃる方々の不安を忘れず大切に受け止めていきたいと思います   思ったよ。。。
2012年11月10日(土)  
DVと虐待  

11月は児童虐待防止月間です。
そして、11月12日から25日女性に対する暴力をなくす運動週間です。

今日はDV(ドメスティックバイオレンス)と虐待に関するシンポジウムに参加しました。
 
第1部 テーマ : 『現代家族のゆくえ 〜DV・子どもの虐待問題の支援から〜』
     講 師 : 原宿カウンセリングセンター所長 信田 さよ子 氏

第2部 テーマ : 『DV家庭の支援を考える 〜あるDV被害家族の支援から〜』
     パネルディスカッション

  ≪ピックアップ≫
  ・子どもと親の関係は敵対的 子どもは親の被害者 親は子どもの加害者
   時には、親が愛情だと思っている期待や躾が子どもにとっては圧力となる(仕方のない定めではあるけれど・・・)
   子どもの立場に立つことで、虐待はみえてくる、親の立場に立てば虐待はみえない
  ・
親←→子 親が強い   男←→女 男が強い
   力を持っている方が、力を持っていない方に力をふるわないよう考えなければいけない
  ・家族は利害の相反する、力において不平等な人間が親子・夫婦の名のもとにともに暮らす集団
   それが顕在化したのがDVと虐待−−−殺人事件の約半数が家族関係で起きている現実
  ・家族を決めるのは夫婦関係 親子関係ではない
   子どもに問題が起きたときまず、親の夫婦関係を点検する−−−これでほとんどの問題は解決する 
  ・家族は父=夫で決まる−−−夫婦関係は、力の大きな存在としての夫が大きな役割を果たす
   DVは夫婦関係を壊す−−−うまくいっている夫婦は奥さんがのびのびとしている
  ・親が見て楽しく見えても、子どもは親のために演技をしている場合もあるので、安易にはわからない

        現代家族の中に潜む問題を
(えぐ)ったシンポジウムでした   落ち葉のイラスト    
2012年11月9日(金) 
勉強会 

今夜は2か月に一度行われるカウンセラー同士の自己点検、及び情報交換のための勉強会でした。 9人が集まりました。
 

出席者が、実際行ったカウンセリングの事例を提供し、それについて皆で話し合う「事例検討」を行いました。 (もちろん、守秘義務にのっとり個人情報など十分考慮したうえでの提供です)

カウンセリング中に困った事や、どう応じれば気持ちに寄り添えたか、など「自己一致」の面に焦点を絞ってディスカッションしました。
    
2012年11月4日(日)  
自閉症児の子育て  

今日は、発達障がいのある子のお母さんお二人が、
思考錯誤で乗り越えてきた育児経験を語る講演会に
参加しました。

テーマ : 『発達障害のある子のこころと向き合って

  想像できないくらいのご苦労があっただろうに、
  笑顔いっぱい、時に涙まじりのお話で
  勇気と希望をもらった方がたくさんいらっしやったことと思います。
  会場があたたかな空気に包まれたように感じました。
  聴かせてくれて、話してくれて、ありがとう。。。


  ≪ピックアップ≫
  ・人生、回り道もやり直しも大丈夫!
  ・得意な分野で苦手部分を補ってバランスがとれればOK!
   その子の自信を失わせない
  ・知的障害が重度でも言葉がまったく出てなくても伝えたい気持ちや、
   わかってもらえるという信頼関係は育つ
   コミュニケーションの障害ではなくコミュニケーションの的問題!
  ・「困った子」→「なんとかしなくっちゃ」
   →その子のためではなく、押し付けとなる
  ・この子の人生、この子のもの。。。みんな違う。。。違って良い。。。
   「違い」を認められた時から楽になれた 

ドングリと紅葉した桜の葉っぱとあじさい

==今朝、拾った秋の便り==

朝晩、寒くなってきました
山では初雪の便りも聞こえてきます

どうか、
風邪などひかれませんように・・・
体も心も大切にして下さいね

「わたしのからだはわたしのもの」
「わたしのこころはわたしのもの」
2012年11月1日(木)  
不安障害  

今日は不安障害についての講座に参加しました。

テーマ : 1部 『不安障害とつきあう』
       2部 『不安障害による生活障害や就労について』

≪内容≫ ・不安障害の分類
       ・不安障害の治療
        (ストレスマネージメントと薬について)
       ・治療から復帰までの実際のケース

不安とは気持ちが落ち着かないさまです。
それは、危険に遭う可能性を察知し備えるための必要なシグナルですが、過剰且つ不適応的になると苦痛を伴います。
ストレスに左右され不安が強まると身体に現れてきます。
何がストレスとなっているか?不安を感じる場面を理解し把握し、
うまくつきあうことで事前の対処方法を考えることができます。


   障害にかかわらず、私たちお互いが支え合える
        穏やかで安心感がもてる
            柔軟な考え方ができる、、、、そんな社会がいいな。
                 そうありたいと思いました。
 
北陸学院栄光館のパイプオルガン 
10月20日
パイプオルガン
チャリティーコンサート

東日本大震災芸術文化復興支援

コンサート

身体に響く厳かな調べでした

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2012年10月27日(土)  
気分障害  

今日は気分障害でもある躁うつ病の講座に参加しました。

テーマ : 『双極性障害−もうひとつのうつ病』

講 師 : 精神科医 越野 好文 氏 (金沢大学名誉教授 アイリスメディカルクリニック院長)

≪内容≫ ・気分障害の分類
       ・双極U型障害と新型うつ病
       ・双極U型障害の問題
       ・双極性障害の治療
     うつには気づいているけど軽度の躁状態は見逃されやすいため、
      双極性障害(躁うつ病)はうつ病と誤診されやすいという事実や、診断が困難な理由など

   心理カウンセリングは、心の健康を診断したり病名を考えたりするものではありませんが、
   知識として精神の病気や今の精神医療を知っている事は重要です。
   心の病気というのは目に見えないし計ることもできないです。
   原因の追及も困難ですから病名を付けるのは難しく、新しい判断基準や薬の研究が進み、
   捉え方も変化しています。
   今日の講座はそんな知識のための研修でした。

   一般の患者さんも参加され、生の体験や病気についての質疑を聴き、気分障害の理解が深まりました。
   どこからどこが障害でどこからどこが健常かなんてわかりませんし、
   知るほどに私も当てはまる部分があるし、周りの人でも当てはまる人がいるなぁ、なんて思いながら
   心の病気について考えました。


終了後、関連講座として、うつ状態を深め自殺の直接的原因となる場合がある「多重債務問題」についての話を聴きました
2012年10月17日(水) 
 認知の修正

うつ気分が進むと考え方がとても悲観的になります。
ダメに決まってる,この先いいことなんてない,うまくいくはずがない 
と毎日どんより気分です。

  たとえば・・・
      お隣の親しくしていたAさんが引越しました。
        「Aさん、お元気ですか?B子です」とお手紙を出しました。
        それから2週間---届いているはずなのに返事がこない。

              

        
なんだ、、、「ずーっと友だち!」と言っていたのに本当は嫌われていたのかな。。。
        と悲しい気持ちになりどんどん落ちこんでしまう。


ここで、認知の修正を考えてみましょう。
     ・根拠を確かめながら別の可能性を考える
     ・気分や感情に影響されたことに気づき、事実を中立的に考える
     ・相手の立場になって考える


       相手Aさんは筆不精なのかもしれない
       手紙のことはうれしく思っているけど、忙しくて返事が書けないのかもしれない
       友だちから便りが来て不愉快になるとは考えにくい  など

              

       嫌われていると考える根拠は薄い。
       したがって、、、悲しくなる必要はない


このように悲観的な考えに対して、別の考え方はないだろうか?と考え、早めに気づければいいですね。 

   マイナス思考の循環で、自信がもてなくなっていませんか?
   「フロー」で話してみませんか? 別の考え方がないか一緒に考えます。。。 
  一緒に考えましょう♪
2012年10月7日(日) 
発達障害の支援 

今日は発達障害についての講座に参加しました。

テーマ : 『発達障害の特性と支援』

講 師 : 京都市児童福祉センター児童精神科医 村松 陽子 氏 

  ≪ピックアップ≫
  ・他者の感情や考えを直感的に感じ取れない=場にそぐわない言動,係わりが一方的
      私たちが思っている常識が身に付きにくいため、誤解が生じる
  
  
・全体を統合的に考えることができない=どれが重要でどれが重要でないかの判断するのが苦手。
                            関係性をとらえられない傾向がある。


 
 ・苦手(弱み)と長所(強み)は表裏=理解したうえで長所を見つけることが支援のポイント
   
  
たとえば、臨機応変な対応ができない→(長所)決まったっことはきちんとする
        
興味の幅が狭く、興味のないことはしない→(長所)好きなことに情熱を傾けて、一つのことを深める
        
一度に二つの事はできない→(長所)一つの事に集中できる など

 「発達障害を理解することが最大の支援」 講師の先生が最初におっしゃいました。
  まずは相手を解りたいと思うところからですね。 心のバリアフリーも広まればいいな。。。

  参考:過去の研修「大人の発達障害」

にゃんこと仲間の絵
               ===富山県南砺市 「ねこのくら工房」の壁画===  
 2012年10月6日(土)
うつ病の治療 

今日はうつ病を理解するための講座に参加しました。

テーマ:『うつ病の治療(うつ病をきちんと治す)』

講師:金沢大学名誉教授 精神科医 越野 好文 氏

≪内容≫ ・ 治療の基本
       ・治療中の休養の重要性
       ・抗うつ薬の効果を上げるための注意点
       ・心理療法(認知療法,対人関係療法)
       ・リハビリテェーション(回復過程の生活)
       ・自殺防止
   
   心理療法が特に、参考になりました。
   最近、認知行動療法がテレビなどでよく取り上げられてますが、うつのひどい時(急性期)には
   辛くて考えることができません。
   「できない」という思いから悲観的になり悪循環を繰り返す場合があります。
   認知の修正は、うつ病の予防として考えたり、回復期に考えると効果があります。

講座終了後、今現在の社会福祉資源の活用として、障害者就労支援・生活支援センターのジョブコーチより、障がいのある人の就職や職場の定着のためのお話を拝聴しました。

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2012年9月26日(水)  
喪失  
20年と5か月、同居していた猫が息を引き取って1週間が過ぎます。
カウンセリング中「何を話してるのかな?」と時々様子を見に来ていたおばあちゃん猫です。
生きたあたたかなものがいないって、なんて寂しいんだろ〜と実感してます。私自身、無意識に話しかけて、目で追って「居るなぁ〜」って安心していたようです。。
愛猫moon
以前受けた、石川県看護大学の浅見教授の『「死生観」について』を思い出しました。

フロイトはグリーフケア(喪失による悲嘆の回復)において、死者は存在しないのだからその思いを断ち切りそこから回復し新しい関係に向かっていくといいます。
しかし西田幾多郎は思索の出立点であろう「我が子の死」に際して、それは不人情であろうと語ったと聞きました。

月日が流れると、周りの人間は我が子を失ったことを忘れていく。
しかし、私だけは思い出してやりたい。
親にしてはこの悲は苦痛であるがこの苦痛が去ってほしいとは思わない。(忘れたくない)
月日がたって忘れていくこと、それこそが悲しいことよ。と・・・

「思いを断ち切って回復する」っていうのは、なんだか乱暴なように感じます。
忘れなくていいし、ずっと思っていて、いいんですね。。。
 
2012年9月14日(金) 
勉強会 

今夜は2か月に一度行われるカウンセラー同士の自己点検、及び情報交換のための勉強会でした。  9人が集まりました。

以前から計画していたカウンセラー同士のピアカウンセリングを試みました。
当初、私がカウンセラーとなりAさんの悩みを聴く予定でしたが、ちょうどカウンセリングについての悩みがあったので役を交代して、そのやり取りを参加者に聴いてもらいました。
その後、共感してもらったり、問題点を一緒に考えてもらったりと、いろんな参考例をいただきました。

みんなの前で自分の思いを話すのは緊張したけれども、カウンセラーAさんに話すうちに、自分の考えがまとまってきましたした。解決するための答えは出なかったけれど、自分の中で起こっていた何となく嫌だなぁと思う感情がまぁいいんじゃないの?と思えてきました。
そして、「ああ、私は誰かに話したかったんだなぁ」と客観視できました。
話すことは、放すこと・・・心に空きができたらまた自分で考えるゆとりができます。

私の開示した思いを聴くことで、参加メンバーも自己洞察が促進できたとフィードバックをいただき、有意義な勉強会となった事を実感できました。
   
 
2012年9月9日(日) 
 虐待

「いのちの絆」塾


今日は、冊子「心理臨床の広場 9月号」に掲載の虐待への取り組みについて考えました。

児童虐待には、殴る,蹴るなどの身体的虐待、言葉でなじったり暴力を見せたりする心理的虐待、養育を放棄するネグレストなどがありますが、たとえ親にとって「しつけ」であっても子どもが苦痛を感じていれば虐待となります。

前半は以下の読み合わせと考察
・虐待と乳幼児期の愛着形成不全  (白百合女子大学 繁多 進 著)
・深刻な虐待を受けた子どもの心模様  (横浜いずみ学園 高田 治 著)
・スクールカウンセラーが虐待に気づくとき (かしまえりこ心理室・スクールカウンセラー かしま えりこ 著)

後半は自分が子育て中、子どもに与えた虐待と思われる行為と子ども時代に親から受けた虐待と思われる行為を書き出し話し合いました。 
2012年9月4日(火)  
ビタミンB  

朝晩、すこし暑さが和らいできましたが、夏の疲れが溜まっていませんか?

私は、最近、夏バテ予防にサプリメントを飲んでいます。 

タイミング良く、本にこんな事が書いてありました。
うつ病に関係するセロトニンなどの神経伝達物質、シナプスの形成に
ビタミンB12が欠かせないこと。
先日の研修でも統合失調症にはAGEs(終末糖化産物)の蓄積と
ビタミンB6の欠乏の関係があるらしく、予防投薬として研究が期待されていること を聞きました。
   身体の健康はもとより、心の健康、大切ですよね。。。  
大切〜♪
高品質!マルチビタミン
===マルチビタミン===
バランス良く含まれてます

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 2012年8月26日(日) 
 思いやる 

今日は研修に参加しました。

テーマ : 『思いやるということ

前半は、傾聴,ソーシャルサポート,心の危機 をキーワードとし、思いやることについて考えました。  

後半は交流分析のストローク(相手の存在や価値に気づいていることを伝える言葉やしぐさ)を交え「共にいる」という感覚のワークをしました。  
ペンギンさん、支え合ってます

心の危機状態の時は、今まで乗り越えてきたやり方が通用しなくなり、生活(行動)に支障をきたします。
反面、新たな自分を発見し、新たなやり方を発見する機会でもあります。
ですが、一時的にマイナス面ばかり見てしまい、自分の力が発揮できません。
そんな時は誰かの力を頼っていいし、支えてもらっていいのです。
心理的な目に見えないサポートと、直接的に行動する目に見えたサポートがありますが、
相手を思いやり個々人ができる形で支えましょう。
対話では「(あなたの気持ち)わかった」と言う時点で、聴き手も話し手もそこで関係はストップします。
「わかろうと思う気持ち」をもって応答することで、親密さがが増し関わりが深まります。
 
2012年8月25日(土)  
統合失調症の理解  
講演会の案内板

カウンセリング中、ドクターや病院の対応の不満を耳にすることが、ままあります。
が、今日のような講演を拝聴すると、病院やそれを取り巻く方々の熱意や懸命さや医療がかかえる課題に対して真摯に取り組んでいることに胸が熱くなります。
精神・・・心・・・目にみえないものはお互いの関係性がとても大切。。。
やさしい気持になれました。。。 

今日は講演会に出席しました。
テーマ『統合失調症の最近の理解と対処』

この30年間の統合失調症理解の進歩
早期治療によって大きく病状が改善されることをデータに基づき話されました。

患者さんにとっては精神医療との最初の出会いはとても大切である
精神の病気は以前よりも世間に認知されるようになったけれどまだまだ偏見があること。
統合失調症に限らず精神医療やメンタルケアを必要としている人は家族,地域,職場を見渡すと思い当たる人は居るという実状。
だからこそ精神保健に対しての理解の重要性について。
医療や病院が抱える反省点や問題点。
まだまだ研究中で未発表を前提として、、、
抗精神薬ではないものでの症状の軽減や再発予防の可能性。


寛解していく過程の具体的症例を交えながらの充実した内容で、あらためて統合失調症の理解が深まりました。 
2012年8月24日(金)  
 談縁(だんえん) 

「いのちの絆」塾 

これまでの学習を振り返り、『絆』の語意やプラス面,マイナス面について再考しました。
また、類語である『縁(えん,えにし,ゆかり)』について「関係性」の面から考えてみました。

今日は塾頭の誕生日です。 
勉強会が終了後、お誕生日会を兼ねた暑気払い会をしました。
塾頭の(あきら)先生は故河合隼雄先生や故土井健郎先生らと伴に日本の心理学会をリードされてきたおひとりです。
そのような先生の絆塾下、学ばせていただけるご縁に新ためて感謝いたします。
こういう相談活動を通じてのご縁を「談縁」と先生は言ってるらしいですが、私たちは、この談縁を誇りに思いながら楽しいひとときを過ごしました。 
 2012年8月15日(水) 
極楽浄土?その7  
===flowの窓より(7)=== 完
窓から見た蓮 空を背景にした蓮
「フロー」の窓より今が見頃です。
蓮の花は知ってか知らずか、新盆から旧盆にかけて暦通りに毎年咲きます。
炎天下、空に向かって「どうだ!」と言わんばかりに泥の中より伸び誇る姿には、たくましさを感じます。
極楽浄土に咲く花だそうで、まさに当ルーム「フロー」は極楽浄土化の季節です。。。
  
2012年8月7日(火)   
平和   
れんこん(蓮)の花 
6日は広島の、9日は長崎の原爆記念日
15日は終戦記念日

唯一の被爆国である日本が今再び原発の被曝に苦しんでいる因果。。。いつもは忘れてしまうけど戦争や平和について思いが巡ります。

人は自分の思いどおりにならない時、相手を抹殺したいと思う本能をもっているらしいです。時に自分を抹殺する行動をとることもあります。
平和であるために居心地の悪い感覚に気づき、相手をあきらめず自分をあきらめず、可能性を信じて今よりもより良いbetterを選択できるよう意識します。。。自分の中の平和、相手との平和、周りの人たちとの平和、日本のそして世界の平和

  

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2012年7月28日(土)   
2012 暑中お見舞い   
===金沢市花火大会===
花火、スターマイン 
ロンドンオリンピック開会
ロンドンオリンピック開会式 
犀川河畔、大豆田橋より
花火のドーンという音にドキドキ、ワクワク 

心身一如・・・身体のストレスは心のストレスと相関します。心の声は身体に反映されます。
厳しい暑さが続きますが、水分,睡眠をたくさんとって大切な体を労わって過ごしましょ〜!

夏ならではの楽しみを見つけ、この夏をのりきりましょうね。。。。。   夏をのりきりましょうね!
 2012年7月22日(日)
アサーション権 

「いのちの絆」塾

今日は、前回に引き続き、援助職だからこそ必要なアサーションの権利と責任について掘り下げて考える、という内容でおこなわれました。

     アサーション権・・・対人における自己表現の権利
                       ・相手を否定したり傷つけたりしない責任
                       ・自分の選んだ行動の結果を引き受ける責任
                       ・感情に責任を持つ    
    
                                              ※権利を実行すると責任が発生します

     相手の考えやアイディアを受け止める気持ちがあれば、自分の考えも伝えてみる。
       (この時、コミュニケーションスキルとして (アイ)メッセージ を使うと効果的)

       
いろんな交渉をするときにも役に立ちます。
人によって考え方,感じ方が違うのですから、対立はあたりまえです。
相手は同意するかしないかは分かりませんが、何度でも交渉してみます。
対立を恐れて誤魔化したり表現しないよりもアサーション権を理解し表現することで建設的でさわやかでいられるのではないでしょうか。。。 
 2012年7月15日(日)
 浄土への道? その6
===flowの窓より(6)=== つづく窓からの景色6
新盆。。。梅雨も明けました。。。蓮の開花宣言。。。これからが見ごろです 
2012年7月13日(金) 
勉強会 
 
今夜は2か月に一度行われるカウンセラー同士の自己点検、及び情報交換のための勉強会でした。 参加者のキャリアや年齢関係なしに対等に且つ真摯に話し合える貴重な場です。
8人が集まりました。
 

出席者が、実際行ったカウンセリングの事例を提供し、それについて皆で話し合う「事例検討」を行いました。 (もちろん、守秘義務にのっとり個人情報など十分考慮したうえでの提供です)

この時、こう質問すれば、どうだっただろうか?クライアントさんに共感してるのに言葉で表現できなかったのはなぜだろうか?・・・等々、もどかしい気持ちや 感じ方、受け止め方や対処の仕方をディスカッションしました。
   
 2012年7月5日(木)
 浄土への道? その5
===flowの窓より(5)=== つづく
窓からの景色5 
梅雨空、雨降りが続いてます。。。あと10日程すれば・・・
 2012年7月1日(日)
アサーティブ 

「いのちの絆」塾

今日は、野口新子,藤川秀夫 共著 「さわやかに生きる」 を参考資料とし、
アサーティブ (自分の思いを大切にしながら相手の思いも大切にしようとするコミュニケーション姿勢) について と 考え方をアサーティブにするためのエリスの論理療法について 学びました。

  対人との関係づくりで、自分の考えや思いを相手に適切に伝える事が大切。

  相手は相手の考えや思いがありますので、対立が予想される事もあるでしょう。
  傾聴能力や交渉能力を高め、一度で諦めずに「自分もOK、相手もOK」になるまで表現し続けることが大切。
  そのためには、お互いに希望を述べ合う権利を認め、歩み寄ろうとする覚悟が必要。

  論理療法は「人間は目で見える世界に住んでいるのではなく、目で見える世界をどう受け取っているか、
  その受け取り方の世界に住んでいる」という「現象学」的な考え方。
  考え方次第でいかようにも意味は変わるし、変えられる。


     過去と他人は変えられない。 変えられるのは‘今、ここ’での自分だけ』 
       といいますが、現象学的に過去を捉えると
              「過去に起こった出来事(事実)は変えられないが、
                      ‘今、ここ’での自分が考える過去への受け止め方は変えられる」 
              そういう意味では「過去は変えられないものではない」ですね。。。  
変えられる   

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2012年6月23日(土) 
研修(子どもの心) 

今日は研修に参加しました。 
テーマ 『子どもの心に寄り添うために 〜子育ち親育ち支援〜 』
講師は行政で母子保健や虐待等の要保護児童対策事業に携わる小児科医です。

 (詳しく知りたい方は参考にしてくださいね 「いしかわ おやコミ!.net」 行政のコミュニティーネットです)

子どもの心の育て方について、盛りだくさんの内容でした。
子どもを経験したことのない大人はいませんよね。
大人になって自分の中の子どもの心を忘れていませんか?

 ・安心,安全である感覚(いだかれる感)が自己肯定感を形成する
  ・「どうせ・・・」という言葉が発せられる時は自己評価が低下している時
  ・守ってもらうもの(心の安全地帯)があってこそ自立できる 何もないのは孤立
  ・子どもも親も変化する時は不安になって当然!揺れ動いて当然!
  ・心を傾けて聴く 子どもの持つ力を信じて待つ 親は子どものベースキャンプ

    心を傾けて聴き、クライアントさんの持つ力を信じて待つ 
    セルフヘルプグループやメンバー同士はそれぞれのメンバーのベースキャンプであれますようにと思いました。
 2012年6月21日(木)
  浄土への道? その4
===flowの窓より(4)=== つづく窓からの景色4 
 2012年6月16日(土) 
研修(出会い)  

今日は研修に参加しました。 

テーマ 『エンカウンター(出会い)とカウンセリング 』

この研修は何度も参加してますが、その度にカウンセラーとしてとても大切な、しかし、忘れてしまいがちな「出会うことにより自分を知る(発見=気づき)」を思い出す機会となります。

    カウンセリングは相談のひとつの方法であって、癒しを目的とするものではない
    悩みは未来と過去を思考することから生じる
    今ここ(here&now)の感覚に気づく−−−呼吸を意識し、五感の気づきを感じる


  
だまし絵を使ってのワーク
       
見えなかったもの(わからなかったもの)が見えた(わかったときの)感覚は、
       「気づいた」感覚と似ているのでは・・・とか


  
子供が、テストで100点をとってきました。親のあなたはどう言いますか?
  30点をとってきました。どう言いますか?
・・・など
       
「良かったね〜!偉いわ!嬉しいわ」 「そんな低い点数ダメだわ。ちゃんと勉強しなさい。」
       と言いたくなるところですが、評価するのではなく、その過程(プロセス)を聴くといいです。
       「へぇ〜どうやって100点とったの?」 きっと子供は一所懸命、話してくれるでしょう。。。
         「国語が好きだから漢字の練習をがんばった」とか
         「ここが出ると思ったところが偶然出た」など、それを「ふん^.^ふん^.^」と、ただ聴く。
       「へぇ〜どうやって30点とったの?」
         「勉強しなかったから・・・」と自分で考えてみたり、
         「15点が平均で、これでも良い点数なんだよ」って答えるかもしれませんよ。。。
 2012年6月11日(月)
 浄土への道? その3
===flowの窓より(3)=== つづく窓からの景色3 
昨日、梅雨入りしたようです。。。植物にとっては恵みの季節ですね♪
2012年6月9日(土) 
 研修(癒す)

今日は研修に参加しました。 

テーマ 『カウンセリングと心理療法 〜こころを癒すのはどちらか?〜 』

講師は臨床心理士の養成や認知行動療法を専門にされています。

いろんな角度からカウンセリングについて考える機会となりました。

  ・カウンセリングは絶対的総体主義で、正しいものなどない
  ・全体が(結果が)よかったらそれでよしという捉え方
  ・対人援助に係わる者は「人間とは条件が整えばおのずと自己実現に向かう、
   本来そういう存在なのだ」という信頼感をもっていないとできないのでは・・・というお話
  ・いくら心理療法を試みても関係(ラポール)を作らなければ効果はない


   
  こころの癒しについての調査をおこなったところ、趣味の釣りや音楽鑑賞などもありますが、
     多くの人は「身近な人から自分の価値(存在自体)を認められるさりげない言葉をかけられたとき」
     と答えているそうです。
     難しいことなんてありませんよね。。。どんな言葉があるか、考えてみましょう。。。
     そして、身近な人に言葉をかけてみましょう。。。
     交流分析の無条件の肯定的ストロークに通じるなぁと思いました。

 2012年6月1日(金)
浄土への道? その2 
===flowの窓より(2)=== つづく
 窓からの景色2

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 2012年5月26日(土) 
研修(つなぐ)  

今日は研修に参加しました。 

テーマ 『こころをつなぐコミュニケーション』

講師は、医療に音楽を取り入れる音楽療法の専門家でもあります。
何度か先生の講座に参加してますが、とてもやわらかな声の波動と音楽に包まれ、それが会場に広がっています。場所の大きさや参加者の顔ぶれ、相手との距離、内容によって声のトーンや響きを変化させている と話されていたことを思い出します。
相手を大切に想ってますよ。つながってますよ。のメッセージが込められてるように思いました。
   (私もそうありたいなぁ・・・と思いながら参加しました)

   こころって? 自分を大切にするって? 他人を大切にするって? 
   「つなぐ」は「つかまえる」ではない。 一人ひとりが違っていいという感覚 
   こころの緊張をほぐすセルフヒーリング法(オキシトシン効果 擦るのではなく撫でる触れる)等 
   ワークを交えながらのほんわかとした研修でした。
    
 2012年5月21日(月) 
日蝕  

本日 朝、金環日蝕でした。
石川県では金の()は見られませんでしたが、
部分蝕はバッチリ観測できました。

ずーっと太陽を見ているとあらためて宇宙の神秘に触れたように感じました。
  どうして、地球にいるんだろう。
  どうして、今があるんだろう。
  なぜここに居るんだろう。
  「生きる」って「いのち」ってなんだろう。 とか・・・
不思議がたくさん頭の中を巡りました。
イヤなことや逃げ出したい時もありますよね。。。だけど、
今ある(存在する)もの同士、愛おしくありたい。。。 にこにこ^^
今朝の太陽 
==日蝕グラス越し今朝の太陽==
2012年5月20日(日) 
浄土への道? その1 
===flowの窓より(1)===  つづく
窓からの風景1
2012年5月13日(日) 
いのちの絆 

「いのちの絆」塾
石川県内のカウンセラーや対人支援に従事している20名程の塾生が集い、不定期に行われる勉強会です。 

今日は、今年に入って初めての開塾でした。
前半は今後、どのようなテーマで塾を再開していくかを話し合いました。
いろんな意見が出ましたが、カウンセリングの技術を学ぶことも大切だけれども、ここでしか学べないこと・・・「いのち」や「絆(人との繋がり)」を掘り下げていくこととし、塾生同士の意思を確認し合いました。
後半は「私の家族」を絵や図で表現するワークを行いました。
その人、その人の個性が表現され、「人は誰もがユニークな存在」だなぁ〜と感心しました。
2012年5月12日(土) 
 研修(性の悩み)

『メール相談から見えてくる若者の性』 〜どのように捉え、どう寄り添うべきか〜 
というテーマの、研修会に参加しました。

性の悩みは極々個人的なことで、誰にでも聞けたり相談できるものではないですね。
今日はその相談を専門にしている講師からいろんなケースを学びました。

例えば・・・中絶すべきかどうか?
倫理的な教えを説いたり、体に与えるダメージを説いたりしても効果はない。
罪悪感をかかえトラウマとなる場合もある。

誰にも言えない相談者は十分悩み抜いているんですよね。そのことを理解して寄り添っていくことが大切です。
性の悩みに限らず、その方の背景にある見えない気持ちや思いを大切にしながら、その方の納得のできる答えを共に考えていくカウンセリングをしていきたいと思います。 
2012年5月11日(金)  
勉強会  

今夜は2か月に一度行われるカウンセラー同士の勉強会でした。 
8人が集まりました。
 

新たなメンバーも加わりいつもとは違う、
かしこまったような雰囲気の中、
それぞれが有意義に感じる時間になったと思います。
今期は、どのような内容でカウンセリングの向上を図るか・・・
などを話し合い、今までどおりの「事例検討」に加え、カウンセラー同士のピアカウンセリングを試みようと、それについての打合せをしました。

自身の自己点検、及び情報交換の場ですが、いろんな意見を通して感じ方や思いを知れる貴重な場になるよう、今一度考えました。   
プレゼント、ありがとう
参加のSさんから頂きました。。。
牛乳パックで作った鉢カバーに
かわいくデコレーションされた
プミラ。
「お世話、ご苦労さま。
子供たちと一緒に作ったんだよ」
とさりげない笑顔でいただきました。
ありがとうございました。
 
   2012年5月1日(火)
 目に見えないもの  
青いお空と海        「星とたんぽぽ」


      青いお空の底ふかく
      海の小石のそのように
      夜がくるまで沈んでる
      昼のお星は眼にみえぬ
           見えぬけれどもあるんだよ
          見えぬものでもあるんだよ



      散ってすがれたたんぽぽの
      瓦のすきに、だぁまって
      春のくるまでかくれてる
      つよいその根は眼にみえぬ
           見えぬけれどもあるんだよ
          見えぬものでもあるんだよ


   ===童謡詩人  金子 みすゞ===
    
たんぽぽ 

ときどき、「こんな暗くて、どうしようもない話しばかり聴いていて嫌になりませんか?」
と私をねぎらい(?)の表情で尋ねられるクライアントさんがいらっしゃいます。
自身が辛い気持でいるのに、私のことまで気遣かわなくてもいいのに・・・
なんて思うと同時に、ありがたいなぁとも思います。
答は。。。嫌になんてなりません。
起こっている事象をとおして、そこに至ったまでの目の前にいらっしゃるクライアントさんの見えないものを感じたいし、
知りたいと思っています。 

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2012年4月23日(月)  
交流分析入門講座  

   『過去と他人は変えられない。
    変えられるのは‘今、ここ’での自分だけ


人間関係を快適にする心理学
年に1度の「交流分析入門講座」が開催されます。
交流分析で人の心のしくみを知ると、
「なるほど〜」と思えることが、たくさんみつかります。
是非、日々の生活に活用して下さい。

        興味のある方、詳細はこちらに・・・ 
ムスカリ 
ムスカリ
2012年4月8日(日)   
春が来た〜♪   
雪の中からこんにちは♪
蕗の薹(フキノトウ) 


猩々に出会いそうなくらいヒッソリ山道
猩々袴(ショウジョウバカマ)
猩々とは空想の生き物で、
もののけ姫にも登場してますよぉー
 
ここの山では春一番の花です
菊咲一華(キクザキイチゲ) 

ユング心理学では無意識の領域にはその人 個人の個人的無意識と、
個人を超えた人類の普遍的に存在する集合的無意識があるといっています。

自然界(山や海や川や湖や樹木や花や風や雨や雲や空や月や星や太陽や宇宙や・・・)
にふれることにより、集合的無意識が刺激され人のスピリチュアル的な部分が癒されます。

  と、いうわけで・・・散策にでかけました。 今年の山の春は遅いです。 昨日も雪が降りました。  それでも・・・

               春が来た♪ 春が来た♪ どこに〜来た〜♪
                          山に来た♪ 里に来た♪ 野にも来た〜〜♪

   
きれいな青でした
雪解け水の滝つぼ 
おひたしにします、恵みを頂きます
花わさび(せんな)摘み 
誰に見られることもなく、咲いてます
白梅 
 2012年4月7日(土) 
変化と不安  

今週は、新しい学年,先生,上司,仲間に出会い期待に満ちて過ごした方、
反面、不安の伴う週を過ごした方もいらっしゃったことと想います。

変化に対する不安を考えてみましょう。
未経験の事をはじめたり、古い習慣を破って新しいやり方をやったり、態度や考え方を変える時は不安でいっぱいになるかもしれません。
こんな時は 「誰だって不安になるのはあたりまえ。不安に押されてあきらめてしまわないように、新しい道を歩いてみよう」 と自分に言い聞かせ不安を受け止めてみましょう。
そして、過剰な不安やいらない不安を整理して、捨て去りましょう。

    さぁ、深呼吸をしましょう。
    不安な気持ちを呼吸と一緒に全部吐き出して、新しい空気を体中に満たしましょう。
    不安に圧倒されることなく変化をチャレンジとして進んで行きましょう。 
             「フロー」では、いらない不安の整理を一緒に考えます。。。   しあわせの芽(^^)

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 2012年3月30日(金)
 ゲートキーパー

3月は自殺対策強化月間です。 (もう、数日しか残ってないですね・・・)

内閣府の自殺対策推進でAKB48をもじった『GKB47宣言!』
いろんな批判があり、『ゲートキーパー宣言!』に変更されたのはご存じのとおりですよね。。。

ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る人 の事です。

あなたの近くの相手へ 少しのあたたかな関心を向けることで 誰でもゲートキーパーになれます。

  内閣府自殺対策サイト(ゲートキーパー養成DVD)  見てね(^^)   見てみてね。。。  
2012年3月20日(火・祝日)  
グリーフ  

今日は研修会でした。

テーマ『絶望と希望のあいだにあるもの』

18歳で父が失踪し、
19歳で母を自殺により亡くし、その後、各地で自殺予防やグリーフケアに関する講演を行っている講師。

その実体験に基づきグリーフ(大切なものを失うことによって生じるその人なりの反応や感情のプロセス)のケアや、家族について。
いたみや悲しみの中で何が希望となるのかを考える内容で行われました。

植えた覚えもないのに毎年咲きます ←「フロー」春一番の花
スタッフとして参加すると講師といろんな話ができます。
氏は現在、大学生です。

今春(数日後)に大学を卒業すること・・・
学友が帰省する年末や、スペシャルデーには独りで「なんで?なんで私ばかり?」と死を思ったこと・・・ 
こんな活動をしていても母が死んだ季節がやってくると思い出し苦しくなること・・・(ちょうど、今がその季節だと、苦笑い顔で話して下さいました)

逆に、どうしてカウンセラーをしているのか?と質問されたり・・・(今度は私が苦笑いです)

目の前にいる、どこにでもいる20代。
胸の内やそれまでの生きた過程を想い、今を生きる人誰もの胸の内を想います。

  今日のまとめの言葉です
  
 「出会いの中で生かされている」
2012年3月11日(日)  
311鎮魂  
祈り 
『大漁』

朝焼け小焼けだ

大漁だ

大羽鰮(いわし)の

大漁だ

浜は

祭りの

ようだけど

海の中では

何万の

鰮のとむらいするだろう 

===童謡詩人 金子 みすず===
2012年3月9日(金) 
勉強会 

今夜は2か月に一度行われるカウンセラー同士の勉強会でした。 5人が集まりました。
 

来年度は、どのような内容でカウンセリングの向上を図るか・・・などを話し合い、
今までどおりの「事例検討」に加え、カウンセラー同士のピアカウンセリングを試みようと、それについての勉強と打合せをしました。

自身の自己点検、及び情報交換の場ですが、いろんな意見を通して感じ方や思いを知れる貴重な場です。  
2012年3月2日(金)  
5笑1涙  

以前、俳優の西田敏行さんが何かのテレビ番組で、一日に5回笑って1回涙するというような健康法を話していました。

喜んだり楽しんだりする笑いがいいですが、無理して笑う作り笑いでも効果があるそうです。
涙には悲しい涙だけでなく悔しい涙やうれしい涙やもらい涙などありますが、とにかく涙を流す

笑いや涙は脳を刺激し免疫機能向上ホルモンが分泌されます。
そして、自律神経が活性化します。
ストレス解消,エンドルフィン増加,カタルシス効果大です!

  1日5笑1涙 意識して身体側に働きかけて感情を出す(表現)しましょう。。。私も実行中。。。 表現しましょう♪  

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2012年2月20日(月)  
アートセラピー  

今日は「アートセラピー体験inHANAYAかれん」と題し、出張グループ講座を行いました。

アートセラピーとは絵画や造形を通して、自分の気持ちを自由に表現し、自分自身を見つめる作業です。
その中で、潜在意識が現れやすい『風景構成画』を体験していただきました。

  「楽しかった♪おもしろ〜い」 「自分を見つめるよい機会になりました」
  「自分を再発見できました」 など、嬉しい感想をいただきました。
   ファシリテーターとして、ひとりひとりの大切な心象風景に出会え、

  
分かち合えたことに感謝します。 

  作品を介して客観的に自身を見つめることができます。。。
  出張講座、行ってます。。。お気軽にお問い合わせください・・・・

              カウンセリングルーム「フロー」 アートセラピー
アートセラピーの道具
風景構成画
サインペンと色鉛筆を使い、
指示した風景を描きます。
自分とはどういう人間か?
と全体的に考えられます
 
2012年2月19日(日)  
鏡になる  
久しぶりの青空・・・
青空♪
 木の下では、カラスが雪遊び??
カラス・・・何してるんだろ〜
今日は、スキルアップ研修に参加しました。
テーマ 『カウンセリング技能〜鏡になること〜』

前半は、学校での不登校やいじめの問題や発達障害について
臨床家がみた気質から派生する対人関係問題。

後半は、ロジャーズの3態度条件を基にペーシングやミラーリング体験をとおし、カウンセラーがクライアントの鏡になる訓練をしました。

心の健康状態にもよりますが、ほとんどの場合、
悩みの答えは自らの中にあります
ただ、それに気づいてないだけです。
カウンセラーが鏡になることで、一番の理解者である自分と対話ができ、納得できる答が見つかるのだと思います。
 2012年2月14日(火) 
本物の感情  
     (いか)り , (かな)しみ , (おび)え , (よろこ)

交流分析では、この4つの基本感情本物の感情で、
生まれた時はこの感情のみだ といいます。
人が生きるための生産的エネルギーの源となる感情です。
しかし、私たちは、成長過程で社会性を身に付けるために本物の感情を禁止し(抑えて)、非生産的なニセの感情(代用感情)を用いるようになります。

    たとえば。。。
          
すごく落ち込んで落胆している自分がいます
    
そんな時に考えます。。。
          
この不快な感情はどの基本感情から派生しているのか?
    
これに気づき対処行動ができればおのずと悩みが解消するでしょう。。。   悩み解消

バレンタインデー
St. Valentine's Day
若い頃の私・・・

チョコを用意しても
渡せない後悔する日
(後悔がニセの感情)
今から思えば、
相手から否定されるのが
怖くて、
不安=怯えの感情が
根っこにあったん
だろうなぁ〜

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 2012年1月29日(日) 
セミナー(不安からの脱出)  

今日は断酒連盟主催のセミナーに参加しました。

前半、「不安からの脱出
     〜人の弱さを認められる社会へ〜」

ホームレス支援,被災地支援活動をされている、
精神科医 森川 すいめい 氏 の講演

後半、「生きづらさを考える」
アルコール依存やホームレスの経験者や自助グループをサポートしている人のシンポジュウム

共感できる仲間のいる場所,素直になれる場所,受け入れられる場所
一緒にその人の世界に降りていく=違う視点から見る
人は人の何を見ているのか?
不安のない人なんているのだろうか?
やさしい社会、受け入れてくれる社会 「やさしさ」ってなに?
人は誰もがユニークな存在で、森川先生を筆頭に今日の参加者がそうであり・・・×(バツ)なんてない・・・そんなあたたかな社会がいい・・・

         
   今日も考えさせられました 

===石川県庁展望ロビーより===
雪景色の金沢港方面
金沢港方面の雪景色

晴れた朝、凍った道の上に降った新雪を歩くと
『ココキュッ、ココキュッ』っと鳴く
ゴム長を通して足の裏が雪と地面を感じる
頬っぺが冷たい空気を感じる
「そうそう、これこれ」っと、ご機嫌になり鼻歌♪
 
 2012年1月21日(土)  
エンカウンターグループ   

今日は、予めエクササイズが用意されたグループでの出会い、
構成的エンカウンターに参加しました。
自分や相手を言葉で表現する訓練。 感性,感受性を鍛えるための研修内容でした。

     <前半>二人一組になり、
          1.自己紹介−フィードバック交換
          2.手を繋いで−フィードバック交換
          3.互いの目を見つめ合い−フィードバック交換
          4.自分の自慢話を「自慢じゃないけど・・・」と前置きしてから話す−フィードバック交換
          5.そして、相手から聞いた話を参加者全員に伝える
      <後半>
          ・自分の過去→現在→未来の絵を描く−紙芝居形式で発表する
          ・身体から発するメッセージを感じ取るエクササイズ
   
過去の絵 
 <私の絵>   過去 →
現在の絵 
現在 →
未来の絵 
未来
2012年1月20日(金)  
 勉強会 

今夜は2か月に一度行われるカウンセラー同士の勉強会でした。 4人が集まりました。
 

内容は、出席者が、実際行ったカウンセリングの事例を提供し、それについて皆で話し合う「事例検討」を行いました。
感じ方、受け止め方や対処の仕方をディスカッションします。
(もちろん、守秘義務にのっとり個人情報など十分考慮したうえでの提供です)
  

どうすれば、クライアントさんに共感できるだろうか?心理状態は?背景は?・・・
この時、こう質問すれば、どうだっただろうか?・・・等々

自身の自己点検、及び情報交換の場です。
 
2012年1月13日(金)  
太陽の恵み  

太陽の光にはいろんな恵みがあります。
脳内の神経伝達物質である「セロトニン」不足を補う効果睡眠リズムに作用します。
セロトニンは安らぎを与えてくれる脳内ホルモンです。 
バランスが崩れてくると、感情にブレーキがかかりにくくなるため、ストレスを感じたり、うつ気分になりやすくなります。

北陸では、今の季節、昼間でも、お日様を見る時間は少ないです。 何日も見ない日もあります。
「うつ」の人は、3月くらいまで特に憂うつだと話します。 (←私もそう感じます)
閉じこもってしまいがちな季節ですが、貴重な太陽の光! 
             日差しを感じたときは、お日様にあたりましょうね。。。。。      ニコニコ(^^)お日様
2012年1月5日(木)  
新年  

新しい年が始まりました。

一旦、除して
(あら)
たにスタートする。  気持ちを(あら)ためる(改める)。 

   誰もが自分に合ったペースで『今よりも幸せ』と思える一年を過ごせますように・・・
   また幸せをみつけられる一年でありますように
・・・
  〜〜flow〜〜
門松 

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