カウンセリングルーム「フロー」


〜〜なんでも、いろいろ日記 2015〜〜

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カウンセリングに関することや気づいたことを綴ります

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2015年12月16日(水)  
グループ「アロー」勉強会(共依存症A)  

今日のセルフヘルプグループ「アロー」の活動は、2週間前に引き続き
共依存症の勉強を取り入れ、行いました。

 テーマ : 『共依存症からの回復』
          ・共依存症の特徴
          ・回復するには・・・
          ・自分で出来る行動療法(実践法)

終了後、参加メンバーに「共依存」について思ったことを話してもらいました。
自分の共依存的部分を考えてみたり、家族関係や職場での対人関係を振り返る様子がうかがえました。
今までの、自分の考え方の癖や、行動パターンを変えるのはなかなか難しいことだと思います。
最初はうまくいかなくても、うまくいった点やチャレンジしていることに目を向け、繰り返し実践していってほしいものです。
もしも、うまくいかなくてもグループに訪れ、チャレンジした体験をメンバーに話してください。
聴かせてください。

   
一緒に考えていきましょう。。。グループに訪れてください 

Wishing your family
peace and love
at Christmas
and alwaus.

富山マリエ、クリスマスツリー 

===富山にて=== 
研修時、街で見かけた
クリスマスツリー
2015年12月5日(土)  
勉強会(認知行動療法U)  

認知行動療法(CTB)の勉強会に参加しました。

 認知には2種類あります
   ・自動思考・・・日常生活で自然にパッと浮かんでくる考えやイメージ
   ・スキーマ・・・心の中にある自分が身につけてきた考え方や価値観や道徳観
             たとえば、男は泣いちゃいけないとか頼まれたことは断ってはいけないなど。

 基本プロセスは、起ったこと、出来事をどう捉えるか共に継続し、確認していくことです。
   @自分で自分を観察する力をつける
   A良いところも良くないところもある現実を、ありのままみて、どんな事実があるのか捉えられるようにする
   B現在の状況で何が変えられるのか、何をどうすればいいのか、みえてくる


辛くて辛くてしょうがない時や、自分が何を感じているのか自分の感情が分からない時、又は感情が爆発しそうな時は、感情を一旦外に置いて、「どうすると楽になるか?」対処の方法に焦点をあてましょう。


   あなたにとってのより良い方法を共にみつけていきましょう。。。
カウンセリングルーム「フロー」
  
2015年12月2日(水)  
グループ「アロー」勉強会(共依存症@)  

セルフヘルプグループ(自助グループ)「アロー」のミーティングでは、機能不全な家族の中で受けた心の傷とは別に、職場や日常の生活で、どうも相手との関係がうまくいかない。という話しになることもしばしばあります。

そこで、今日は、学術的病名ではないけれど、自分のことを置き去りにして相手のために自分を見失ってしまう症状「共依存症」の勉強を取り入れ、オープンミーティング形式で行いました。

 テーマ : 『共依存症について』
           ・依存症と共依存症
           ・一次症状(5つの障害)
           ・二次症状(5つの態度)
           ・セルフチェック
 12月16日(水曜)13:30からは第2回目として『共依存症からの回復』をテーマに行います。

          対人関係のヒントとなるような内容にしたいと思っております。
 

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2015年11月29日(日) 
講演会(交流分析) 

今日は、交流分析北陸支部の年次大会に参加しました。

 テーマ : 『心の問題解決にやさしい交流分析』
 
 講 師 : 江花 昭一 先生 神奈川大学保健管理センター長(産業医・学校医・特別教授) 

  4人家族のやり取りの例を参考に、TA(交流分析)の4つの分析と3つの理論では、どう考えるか。
  どう改善すれば、効果的な交流ができるか。
  また、不登校の中学生A君のカウンセリングの例、解決思考の対話法のプロセスをご紹介くださいました。

  認知行動療法、グリーフセラピーと共通する部分が多く、なるほどなぁと思いながら拝聴しました。

  心の問題について、、、
  実は「心」の問題ではないことが多い。
  「心」が個人を支配しているのではなく、個人が「心」を使って交流している。。。。
  交流分析では、人を「交流している個人」と考え、交流している人をみる。
  心をみているのではない。

  と・・・このあたりは、うまく理解できず私自身落とし込むことが出来ませんでした^^;;;
  なんとなくこうなのかな?こう考えればいいのかな? との思いはありますが、
  これから経験したり勉強するうちに理解できるようになるのでしょうか?
  課題としてとっておくことにしました。マル

午後からは、会員の体験発表の分科会(教育・家庭・地域)に参加しました。

  ● 親子のコミュニケーションにTAを使って〜事例報告〜
  ● 「泣いた!笑った!紙芝居作りに挑戦 思いは叶う!」
    〜本当だ!心(感情)の使い方でパフォーマンスは変化する〜
  ● 初めて「TA 子育ち支援講座」を開催してみて

2015年11月27日(金) 
勉強会(認知行動療法T) 

今夜は認知行動療法(CBT)の背景にある考え方や日常に使えそうな技法、自己理解に役立つワークを交えての勉強会に参加しました。

まず、精神科で行われている認知行動療法の目指すところや、面接の進め方を学んだうえで・・・起った事(出来事)をどう捉えているか(認知)、自分の考え方のクセを知り、そのメリットやデメリットを考えるワークをしました。

考え方のクセは、誰にでもあるもの。。。
例えば、「○○すべき!」のようにべき思考(一つの基準を重要視するクセ)が強い場合
メリットは、規則を守る、道徳心,向上心が強いなど
デメリットは、基準を外れると批判的に思う、否定的に感じるなど
良いところもあれば、良くないところもありますが、クセが自分の辛さや苦しさにつながっていたり、極端な場合は考え方を見直していきましょう。。。 
2015年11月15日(日) 
勉強会(集団療法) 

今日は「第9回石川集団療法研究会」に参加しました。
年に1回、集団療法に関心のある専門職の方々とグループ体験し、共に学ぶ勉強会です。

午前 講義2つ
   テーマ : 『集団療法のcore』 (精神科医 奥田先生)
ヤーロムの集団療法より
精神療法の結果として大切なのは、「治癒」ではなくプロセスにおいてのより良い「変化」あるいは「成長」
精神療法の中核である人間との出会いの現象は、極めて主観的な体験であり、それを数量化することは難しい
(何が効いているかわからない)
対人関係・・・薬だけでは うまくいかない
治療者のあたたかさや共感は重要な要素
グループの中で自分自身を知り、他人に対して信頼を感じることが変化,回復につながっていく

   
   テーマ : 『「グループ」としての臨床現場 
           〜治療グループが有効に機能するために〜』 
                (大阪経済大学現代心理学教授 古賀先生)
ISOMORPHY(アイソモルピー)・・・異種同形体−−−気づかないところで影響を与え合っている
集団はひとつの生き物・・・それが生きているためには、プライマリータスクを見失わないこと、境界が適切な透過性をもつこと
私たちに何ができるのか?
クライアントと一緒に考え続けること、組織の「何かおかしいぞ?」に気づけること
組織の中での自分の役割
組織と自分の関係を考えてみる・・・どっぷり居るとリフレクトすることが難しいのでは?組織の中でなぁなぁになっていないか?


午後 トレーニンググループ ・セッション 90分2回、コンダクターからの振り返り解説と質疑

コンダクター2名を含め10名のグループセッションでした。
何度かご一緒したことのある方や初めての出会った方、同じ体験が二度とないグループトレーニングは毎回刺激的です。
ありがとうございました。
    

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2015年10月25日(日) 
講演会(発達障害) 

   『発達障害』と呼ばれる状態を持つ子どもたちが、より良い生活を過ごすには、
     周囲の方々の正しい理解と対応がとても大切です。

     「どうして自分だけが周りの人と同じことができないんだろう・・・それは自分がダメだから」
     と自分を責め、家族と衝突してきた日々。
     大人になり、広汎性発達障害(今は「自閉スペクトラム症」という)と診断されてから
     自身を受け入れられるようになった。
     というケースなどをお聴きするに考えさせられます。


今日は、発達障害(主にASDとADHD)の講義を受けてきました。

 テーマ : 『発達障害の状態にある子どもの理解と支援』
         〜特性と障害状態を分けて考えましょう〜

 講 師 : 宮本 信也 氏  筑波大学特別支援教育研究センター長

 <ピックアップ>
発達障害
社会との関連性の中で生じる・・・病気ではなく、困難を生じやすい
本人が苦手な事に「がんばれ」となる・・・「がんばれ」よりも手助け
「非定型発達特性」は「障害」ではない
その特性を背景として生じている生活上の困難やトラブルが問題。これが「障害の状態」
「障害の状態」は支援により変えられる
困った子どもではなく、困っている子ども
苦手なことを全て一人でできるようになる知識やスキルを支援することではなく、
苦手部分をカバーするためのやり方や上手に助けを求められることを支援する


   Aさん : 「Did you have lunch ?」 (お昼ごはん食べましたか?)
    Bさん : 「No,I didn't.」 (お弁当は持ってきませんでした).
    Aさん : 「Let's go to lunch!」 (では、一緒に食べに行きましょう)
    Bさん : 「Yes let's!」 (行きましょう)

このAさんとBさんのやり取りには何の問題もありませんが・・・
haveには持つという意味と食べると言う意味がありますよね。
ASD(自閉スペクトラム症)の人たちとの会話の落とし穴の例えです。
通じている、分かり合えているようで、実はお互い違う意味で理解していて、実は通じていない。
しかも、そのことに気づいていないという例えです。
アメリカ滞在経験の友人にこの話をすると、お弁当についてたずねる時はyour lunchとするか、a lunchbox と言うので、このような曖昧さは、ないかも・・・と
先生が、知能障害のないASDの特徴を話された中で、アメリカ文化でOKだけど、日本ではNGな部分、社会,文化,時代の違いで見方が変わってくると話されてたこと・・・こういうところなのかなぁと思えました。

障害に限らず、相手に関心を持つこと、相手を理解しようと思う気持ち、丁寧にゆっくりとをあらためて考える最近です。 
2015年10月17日(土)  
講演拝聴(不安障害)  

今日は、「不安」がおこる心のしくみや傾聴法と対処の講演を拝聴しました。

  テーマ : 『不安障害〜正しい理解と対応について〜』
  
  講 師 : 長澤 達也 氏  
         金沢大学付属病院 神経科精神科医局長

  パニック,恐怖症,社会不安,強迫神経症など
  10人に1人が症状を発したことがあるという不安障害・・・
  有名人でも多くの方が悩んできたらしいです。

  
    
「多くのこころの病気は
         カミングアウトすると楽になる」

  

  リラックスでき安心する(楽になる)と不安感もなくなってますよね。
  
  
見えない不安を分かりやすく解説し、現在行われている治療法や
  クライアントとの接し方、認知行動療法からアサーションまで
  ユーモアを交えての和んだ雰囲気での講義でした。


     不安を抱えるクライアントさんが
            楽になれるヒントがたくさんありました。

宇宙兄弟(小山 宇哉 作)
去年のこと・・・
たまたま手に取った漫画
いやぁ〜!!面白かったです。

今日の先生のお話で、
「この本の弟、ヒビトが直面すること、
まさに不安障害を
行動療法で克服していく様
が描いてあります」と・・・
うんうん(^.^)とお話に納得

映画から芸能、漫画に至るまで、
失礼ながら・・・
先生のツールの多さに驚きました。

漫画「宇宙兄弟」 

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2015年9月5日(土)  
講演拝聴(歳を重ねる)  
今日は金沢市民大学講座 心療内科医、海原 純子先生の講演を拝聴しました。

  テーマ : 「なりたい自分をみつけよう 
         〜素敵に歳を重ねるために〜」

  近頃気になっていた相談のワード・・・『大人になることって?』

  
「いい年をしてるのに、人としてのフツーの生活に希望がもてない」
  「仕事をもつことや家庭をもつことが不安」
  「見た目は大人だけど、中身は大人になってないようで、自分がわからない」など・・・


  
大人になると人に褒めてもらったり、認めてもらったという実感って
  少なくなりますよね。
  特に、いっぱい重荷を背負っている人は、条件の良い人が羨ましくなる・・・
  あたりまえですよね。

  

  <メモ>

  
人に認めてもらうことではなく、今できることはなにか?と今を見る。
  今の自分でOK!だと思えることが、素敵な大人。
  自分という素材をもう一度見直し、上手に自分の資源を使う。
  ストレスを感じつつ、乗り越えるためには、
  自分の体の状況をよく観察して知っておくこと。体に対する「気づき」が大切。
  「気づいてほしい」という体のサインをキャッチして、仮面を外しひと休みを。
  体と心はつながっている=体は気持ちの表現=体はうそをつけない。
  現代人は、思考中心で体を使ってない生活の人が多い・・・
  疲れているとき、身体を動かすと案外ストレスが減る。
  良いことがあったら「にっ」と笑う。味わう。

                       お月見
===海原先生===
サイン中の海原先生
テレビよりもキュートな印象
言葉を交わすことも出来、
ウレシ♪(*^_^*)
===ご著書===
あらためて大人について
考えてみます
 
先生のご著書 「大人の生き方・大人の死に方」
表紙の猫ちゃんは、
先生の家のニャンコ
だそうです
こっそり教えて下さいました
(=^×^=)

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2015年8月22日(土)  
研修会(メンタルヘルス)  

私たちは常にストレスにさらされています。
今日は、自分でできるメンタルヘルスについての研修に参加しました。

自分の緊張に気づくワーク --- リラックスを味わう筋弛緩法
コミュニケーションワーク --- やさしい眼差しで見つめ合う→言葉による感情表現のグループワーク

     <ピックアップ>
 ○心理的ストレスの特徴
 ・同じ出来事でも、人によって感じ方が違う
 ・同じ出来事で、同じ人であっても、その時によって感じ方が違う場合がある(個人内の変動)
 ・自分の「嫌な感じ」(怒り,苛立ち,悲しみ,不安,心配等)に注意するようにする
 ○ストレスの対処
 ・生理,身体系・・・ヨガや各種リラクセーション法
 ・スキル系・・・傾聴やアサーショントレーニングなどの習得
         ネガティブ感情の表現をうまく伝えられるとよい
 ・認知系・・・考え方の枠組みを変える事でとらえ方が変わる
 ○予防としてのポジティブ心理学
   ポジティブな出来事に気づくために寝る前に「3つのよいこと」を書く→うつが下がって幸福度が上がっていく


     各種リラクセーション法がありますが、筋弛緩法は緊張感を自らつくり、脱力を味わうので、
     リラックスをしている感覚がわかりやり易いと思います。
     コミュニケーションワークでは、交流分析のストロークの法則を思い出しました。
     人はストロークなしでは心身の健康を保ち成長することができません。
     自らの生活態度を点検し改善することが、結果、相手へプラスに作用するのだと思います。
     コミュニケーションを通じて、OK−OKと思える体験を重ねていくことでしょうかね〜〜〜

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2015年7月26日(日)  
研修会(人との関わり)  

今日は、カウンセラーとして、目の前の人との関わり方(主に情緒的サポートについて)の研修会でした。

  テーマ : 『一人の‘ひと’としての関わり』 

    <ピックアップ>
  悩み・・・これまで自分がやっってきた解決方法が
       通用しなくなったとき、悩む

     新しい自分と出会う機会。
     新しい人と出会う機会。
     これまで持っていなかった力を身につける機会。

  ・クライアントは、語る(誰かと共に過ごす)体験が新たな歩みの力となる
  ・カウンセラーは、人として当たり前の感覚を伝えることが、非常に大切
  ・人の心はわからない。ひとつじゃない。
   言葉のみならず、声音、目線、態度など非言語から
   その思いを受け取っていく。


 人を大切にするということは、自分を大切にするということ・・・
 自分は目の前の人の存在をかけがえのない‘ひと’として関われているか?
 自問する時間となりました。
===カウンセリングルーム
     「フロー」からの風景===

蓮畑 
毎年、新盆(7月15日)から
旧盆(8月15日)の間は、
蓮の花が次々と咲きます。

行ったこともないですが・・・
極楽浄土ってこんな景色なのかな?


今が、見頃です。

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2015年6月27日(土) 
講演拝聴(カウンセリングについて) 

今日は、パールズのゲシュタルト(全体性を感じながら気づく)、ロジャーズのカウンセリングの条件について拝聴しました。

  テーマ : 『ゲシュタルト療法とカウンセリング』

イメージを使って五感に働きかけるワークを交えての講演でした。

    毎年、参加する講演ですが、だまし絵を使ったワークでは、以前気づけたものが気づけなかったり、
    イメージの中では昨年と違った『いま、ここ』での五感を感じたり、
    自分のカウンセリング態度を振り返りながら自己理解の大切さをあらためて思いました
2015年6月20日(土) 
講演拝聴(医学の基礎知識) 

今日は、精神科医師からみた 医師、医療、福祉の本質的問題や意味について、拝聴しました。

  テーマ : 『簡単な精神医学の基礎知識』

西欧の医療と日本の医療の歴史的背景を比べ、精神医療が今日に至るまで、また、社会的問題点を盛り込んでのお話でした。

   ロザリン・カーター(カーター大統領夫人)の言葉
         精神病者がどのような処遇をされているかでその国の文化水準がわかる


         精神障害者の差別、正常と異常、こころと身体について考えさせられました 
2015年6月13日(土)  
講演拝聴(こころの発達について)  

今日は臨床心理学的な視点からのこころの発達について、拝聴しました。

  テーマ : 『人の発達とは』 

発達とは、出生から死に至るまでの身体,心の変化していく様
成熟(←自然にすすむ)と学習(←自分で習得していく)


     <内容>
   乳児期、幼児期前期、後期、児童期、思春期そして成人期へ至る段階での
   フロイト,クライン,エリクソン,マーラーら精神分析家らの視点から考察


  
人のこころの発達とは、直線的ではなく、それぞれのスペクトラムを調子の良い時と良くない時、
   時にTPOに合わせて行ったり来たりする
   心の健康度が高い場合は成人期(生活年齢)の場所に戻ることができる
   健康度が低い場合は一時的に後戻りする場合も・・・
   大人は思春期の延長線上→精神的に辛くなっていると思春期(多様な防衛機制、適応機制と自罰的考え)
   の気持ちになる


      精神の病気(神経症、現代型のうつ、強迫障害、人格障害、統合失調症)を
      どの発達段階に戻った時かを考察したお話が、興味深かったです。
 

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 2015年5月30日(土)  
講演拝聴(傾聴について)   

今日は傾聴の効果についての講演を拝聴しました。

  テーマ : 『「はなす」と「きく」』 

  〈ピックアップ〉
 ・私たちをとりまく現代の家族の形・・・(個人化)
   1人世帯30% 独居老人,未婚率増
 ・人とのつながりが希薄になってきている・・・承認欲求の問題
 ・コミュニケーション・・・
   共通の同じものを分ち合うこと,感情を共有していくプロセス
 ・「はなす」効果・・・こころが解き放され楽になる,悩みを離して客観視できる
 ・何を「きく」?・・・わかってほしいものを受け取る,意味をとらえる
 ・聴き方のポイント
   1.その人のすでに持っている資源、能力をさがす
   2.ものの捉え方や見方を変える
      たとえば・・・頑固な人→意思が強い人  
              口下手で無口な人→ウソがつけない寡黙な人
   3.敬意を表し、良さを認め、そして伝える 

 何も持っていない手=可能性(自由)を持っている手、が印象的でした。
     交流分析のストローク理論を思い出しました、、、
              
『傾聴』は無条件の肯定的ストローク  

      生き辛さ

  ・夢や目標がもてない
   (抑うつ,不安,虚しさ)
 
  ・自己コントロールが弱い
   (当惑,不安)
  
  ・群れないが孤立を恐れる
   (対人恐怖,緊張感,
    非主張,今だけ意識)
  
  ・自己承認、対人関係能力が
   低い

   (自己否定,他者不信) 
2015年5月10日(日) 
 勉強会(交流分析入門講座)

今日は、交流分析を知っていただくため仲間の方々が開いた入門講座へ、お手伝い兼自己点検のため講座に参加しました。

交流分析を知って、かれこれ10年以上経ちます。
コミュニケーションの改善や職場の活性化等多くの場面で活用されている心理学です。
過去と他人は変えられない。変えられるのは‘今ここ’での自分だけ』という交流分析の理念を聞き、もっと勉強したいと思ったことを思い出します。
私にとっての交流分析は、自分を理解するため、気づくためのツールです。

カウンセラーの態度条件として自己一致していることがあげられますが、そもそも自分の考え方や感じ方の癖を知っていないと自己一致できないのではないでしょうか。
自分の先入観や感情や思考を一旦、心の器から取り出します。けれど、感情や思考は次々と生まれてきます。
が、「今、私は、相手を見ながら、話を聴きながら、こう感じた。こう思った。」ともう一人の自分が自分の状態を分かりながら相手とピュアに関わっていく・・・これが、難しいです。 
主観的になっていないか?自分の思い込みで相手をみていないか?そう分かって発信しているか?などなど・・・点検します。

久しぶりのエゴグラムは、あまり変化はなかったけど、初心に戻り新鮮な勉強会になりました。
そして、仲間が普段見せない活き活きとした姿をみれて、うれしかったです。


     自己理解,他者理解を深めたい・・・今よりも人との関係をよくしたい方へ
                 
平成27年度 日本交流分析協会 北陸支部 講座スケジュール 
 

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2015年4月4日(土)  
勉強会  

今夜はカウンセラー同士の勉強会に参加しました。
スーパーバイザーのもと、ある事例を検討しながらの内容でした。

クライアントとのやりとりの中で的確にバイズされる先生の理論や言葉を聞きながら、基本に立ち返り、カウンセリングマインドについて、また自分のカウンセリング態度を振り返りる時間となりました。

  ・クライアントに気づいてもらうような質問の仕方
    私たちが理解し、課題解決するのではなく、
    相手に自らを理解してもらうような言葉がけ
  ・クライアントの言葉の表現を丁寧に聴く
    表面で捉えるのではなく、体をくぐらせるような・・・

     私は今、どの深さで聞いているのか?意識しながら聴きます

  ・相手は大切にされると(カウンセリングでは、丁寧に聴くこと)
          自分を大切にできてくる→自分の内面をみれるようになる 
    聴いてもらった=自分が肯定されたと実感できる
    自己否定→(自分をさぐりだす)→自己受容→
    クライアントは自分で考えられるように変容する(してくる)
 
==金沢の浅野川大橋==
夕暮れ時、満開の桜道を歩きました

浅野川沿いの桜

今日の勉強会、
どんなことに気づけるのだろう
学べるのだろうと、たのしみでした
お久しぶりに先生にも、お会い出来
参加してよかった〜〜(*^_^*)
ありがとうございました 

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2015年3月17日(火)  
勉強会(自助グループ交流会)  

今夜は、「嗜癖(しへき)関係の自助グループと関係者の交流会」に参加しました。
アルコール,ギャンブル,薬物依存、その家族の会、アダルトチルドレンなどの自助グループと支援する方たちとの勉強会です。

7つのグループから一人ずつが自身の辛かったことや今のことや会についてを話します。

グループ「アロー」は昨年、一昨年に引き続き3度目の参加となりましたが、今回は話してみようというメンバーがいらっしゃらず、私が話しました。
内容、感想は後日、メンバーの声にアップするとして・・・
交流の場では、幼少の頃からの自分史的なことを語られる方が多かったように感じました。
(一番最初にアダルトチルドレンとして私が発表した事が影響したのかな?と勝手に思う私ですが・・・^^;苦笑)
自身に起こった事を正直に、気持ちを誤魔化すことなく語る姿。
「自分は弱い人間です」と話すその姿がとても力強く感じ、その強さを目の当たりにし、人間って!生きるって!なんて壮絶なことなんだろうかと思いました。

お別れする時、NAの方から握手を求められ、互いに言葉は交わさずとも、真っ直ぐ目を見て握手したこと、忘れられません。うれしかったです。ありがとう。
この会を準備してくださった方々、毎年お誘いくださる先生、どうもありがとうございました。
 

==
菊咲一華(きくざきいちげ)==
キクザキイチゲ 

昨年の今頃、
ひっそりとした山奥で
みつけた花です

厳しい冬をしのぎ
根を張り
雪残る山に咲く花
誰かに見られることはなくても
今年も美しく
可憐に
咲いていることでしょう・・・

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2015年2月22日(日) 
講演会拝聴(自閉症・発達障害) 
 
   テーマ : 自閉症スペクトラムのライフスタイル 〜長い人生を考えながら〜
   講 師 : 志賀 利一 氏  のぞみ園 事業企画局研究部長 

生まれてから高齢期にいたるまでの、長いスパンでみた成長に伴う親の視点や心理的変化、今後を考える生き方について、
中度の知的障害をともなう自閉症の方を仮想事例にしてのお話でした。

心身障害者の福祉の歴史について、1979年に養護学校が義務化となり、30年前には20歳からの障害基礎年金もなかったのだと聞きました。
障害の有無の格差が次第に小さくなるよう、私たちは差別や偏見をもたず、共に生きる者同士、理解しようとする気持ちが大切だなぁと思いました。


  
   <ご案内下さった本>
     障害のある子の家族が知っておきたい・・・「親なきあと」 渡部 伸 著 
  
2015年2月1日(日) 
研修会参加(交流分析) 

 今日は、久しぶりのTA(交流分析)の研修会でした。

   テーマ : 『人生態度の変容』
   講 師 : 山本 昭一 先生

人生態度とは、乳児初期に身につける他人に対する基本的な思い込み、基本的立場(Life position)子ども
 親的な存在がいかに、その人がどのように考え、感じ、行動し、他者と関わるかに影響をあたえるか。。。
 私はダメ、相手はダメという否定的な考え(態度)は自らが決めたものではない思い込み。
 私はOK、相手もOKと思う立場を取り戻すことが交流分析の目的の一つである。
 Life position形成のプロセスや転移,防衛機制について (精神分析家メラニー・クラインの説)

 統合された成人とは、内在する自我P(Parent)C(Child)を自分で統制してゆく

OK−OKの立場に変容するために、自分の二次的感情(ラケット感情)を探り、ミニスクリプトを作るワークをしました。
交流分析にはエゴグラムをはじめ、ミニスクリプトなど自分に気づくためのツールがたくさんあります。
グループでの話し合いのワークでは、そんな考え方もあるのね・・・というような新たな観点に気づけたりと、久しぶりの勉強会は新鮮でした。  

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2015年1月5日(月)  
新年  
雪うさぎ?   新しい年が始まりました。

誰もが、自分のペースで『今よりも幸せ』と思える一年を過ごせますように・・・
喜びをみつけられる一年でありますように・・・
                       〜〜flow〜〜 


  今年は元旦から雪が積もりました。
  除雪しながら、雪だるまを作り、耳を付けてみました。
  なんだろ?うさぎかな?